ZACKY's Laboratory 山崎 進 研究室 Page Topへ

GEEKK向け山崎進研究室紹介2025-2026

北九州市立大学の高大接続プログラムGEEKKイニシアチブのみなさんへ。山崎進研究室のことを紹介します

概要

みなさんが日頃使っている携帯電話。これから急速に携帯電話基地局の消費電力が伸び、2050年には日本全体の消費電力をはるかに超える電力を消費することになることを知っていましたか?

内訳を見てみると、携帯基地局の7割は、全体の2割程度しか通信を担っていない、「遊休基地局」であることがわかりました。そこで私たち山崎進研究室は、この「遊休基地局」を廃止し、人工衛星を携帯基地局にしてカバーすることを提案します

山崎進研究室では、そのような社会を実現するために、人工衛星に搭載する高速通信向けのコンピュータとソフトウェアを精力的に研究開発しています

他にもこんな研究をしています

  • 日常風景なのになぜか不気味に感じるような部屋、ネットミームで見たことありませんか? リミナルスペースはなぜ不気味に見えるのか、統計学で研究しています。心地よい空間を設計したり、逆にホラー系の空間を演出することを考えることができるようになるかもしれません
  • 宇宙ミッションの成功率を上げるため、あるいは宇宙ゴミ(スペースデブリ)を回収するような衛星に向けて、地上試験や衛星・宇宙機上で、高精度なリアルタイム・シミュレーションを行う技術を研究開発しています。ゲームに用いるような3D技術やVR技術の応用でもあります
  • 将来、インターネットが自由に使えなくなるかも?! インターネットを維持するための電力消費が急増しているのをご存知ですか? ネットワーク通信にかかる電力を大幅に削減する技術を研究開発しています
  • AIを使うとプログラミングは要らなくなる?! 残念ながら(?)今のところ、使い物になるソフトウェアをAIだけで開発するのは困難です。プログラミングやソフトウェア開発について、未来の人とAIの協働のあり方を考える研究開発をしています
  • 今から30年〜20年前くらいまで、コンピュータを1年ごとに買い換えるだけで倍のスピードになるという夢のような時代がありましたが、残念ながら技術の限界を迎えて終わってしまいました。現代において、コンピュータのあり方を再考することで、もしかするとその限界を突破できるかもしれません。そんな研究開発を一緒にしてみませんか?
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