人生に必要な知恵はすべて戦争シミュレーションゲームで学んだ
私が一番やりこんだゲームは「大戦略」「三國志」「天下統一」「銀河英雄伝説」といった戦争シミュレーションゲームだった。中学生〜大学生の頃は廃人直前レベルまでやりこんでいた。今ある課金ゲームだったらどれだけ浪費していたか,空恐ろしい。
この手のゲームの醍醐味は「いつどこを攻めるか」「どうやりくりするか」「どう配置するか」といった戦略/戦術/作戦にあるのは言うまでもない。
この経験は社会人になってから実に役立った。まず,私が学生や研究パートナーの人事を考えること,具体的にはメンバーの意欲を引き出して適材適所に配置するのに役立った。次に,マーケティングや経営戦略の研究・実践にもつながっている。もちろん,イベントの企画・運営にも生かされている。さらに,インストラクショナル・デザイン(授業や教材などの設計),こういうデザインを魂込めながら細部まで作り込む感覚というのは,実は戦争シミュレーションゲームで培ったものだと思っている。
実は最近も「シヴィライゼーション・レボリューション」「スーパーファミコンウォーズ」をちょっとだけやっていたりする。社会人になってからは時間とお金は極力かけない感じである。この手のゲームの覚醒効果はハンパないので,最近は目覚まし・ウォーミングアップに10〜30分程度やったりする。反対に寝る前にやるのは厳禁だ。