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興味あること,全部つなげてしまう研究をしよう

渦中の東芝,しかし私はその東芝に多大な恩義があったことを思い出した。東芝が発行していたゑれきてるという雑誌。今も形を変えてオンライン雑誌として残ってはいるのだが。この雑誌に多大な影響を受けた。

ゑれきてるを父が購読していた。私が中学生か高校生くらいの時で,何気なくゑれきてるを手に取って読んだ。当時のゑれきてるのメインコンテンツは対談記事である。2人の異分野の一流研究者が対談し,それぞれの研究について語り合って,境界領域について熱く語り合うという主旨の対談記事である。これがとても面白かった。ある研究分野にはこんな面白い現象がある。へぇ,それはこっちの分野で考えるとこういう風に解釈できますね。おぉ,それは興味深い! みたいな調子。

私の知的好奇心は最大限まで掻き立てられた。研究者たるもの,分野を超えてフロンティアを開拓するのが本分である! そういう思いが心に刻まれた。

もちろん当時はゲームプログラマーになるつもりで,研究職には一切興味がなかったのだけど,その思いは深層心理に焼き付いていたのだろうね。いざ研究者になった時,自分の専門分野にとどまらず,知的好奇心のおもむくまま,分野の違いを超える活動ばかりしていた。

高校の時に文系/理系を選択する,というのも,違和感を覚えていた。どっちもやりたかったから。成績が理系科目のほうがよかったことと,「理系から文系へ行くのは可能だけど,逆は難しい」という言葉を聞いたので,なんとなく理系を選んだ。

研究室を持った現在では,経営学とか教育とか,文系みたいなこともけっこうやっている。私にとって文系/理系の枠なんて無くて,自由に行き来している。

もちろん専門性を極めることは研究者として大事。まずは1つの分野をとことん究めつくす。それをしないと,博士論文って書けないからね。まずは1つ,専門を極めないと話にならない。それに,ある専門分野の大家になるという生き方も,もちろんある。

でも私はそういう枠にとらわれず自由でありたかったんだね。興味あること,全部つなげてしまいたい。そして新しい研究分野を,フロンティアを開拓するんだ。私はそんな生き方を選んだ。

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