ZACKY's Laboratory 山崎 進 研究室 Page Topへ

北九州産業学術推進機構(FAIS)の旭興産グループ研究支援プログラムの研究開発プロジェクトを行います

2022年から2024年の研究期間で北九州産業学術推進機構(FAIS)の旭興産グループ研究支援プログラムの助成を受けてPelemay技術を応用したNxの高速化に関する研究開発プロジェクトを行います。

groovEPIC

研究開発題目

ARM CPUとApple Silicon向け機械学習・画像処理の高速化・並列化・コード最適化とプログラムコードに含まれる不具合・脆弱性の検出と排除に関する研究開発

概要

産業用コントローラやスマートフォン,Apple Silicon等で広く用いられるARMv8 CPUで行う機械学習や画像処理を並列化・高速化する研究です。並列プログラミング言語Elixir(エリクサー)の機械学習のデファクトスタンダードであるNx(エヌエックス)に対し,私たちの技術シーズであるPelemay(ペレメイ)技術を応用したPelemayバックエンドを研究開発します。

また,産業用コントローラの用途を踏まえると,ソフトウェアの不具合や脆弱性により異常停止してしまうことを避けたいという要望があります。Elixirの名前は錬金術師が追い求めた不老不死の霊薬の名前に由来し,その名の通り,プログラムが異常終了した時でも再起動してリカバーを図ることがElixirのプログラミング言語の機能として元来備わっています。ただし,より完全を期すためには,ElixirやElixirが母体としているErlang(アーラン),そしてNxを含むElixir上のアプリケーションにおいて,可能な限り不具合や脆弱性を排除することが求められるのは言うまでもありません。そこで,これらの不具合や脆弱性を可能な限り排除するための体系的な取り組みも併せて行います。

研究期間

2022〜2024年度(令和4〜6年度)の3年間

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