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「何者にもなれない自分」を乗り越える集中の習慣

「何者にもなれない自分」と思っていた時期は私にもある。その頃は,ものすごく活躍している人たちを見て「自分もああなりたいけど,なりそうにないな」と少し諦めていた。

そんな私が今では「大活躍」というほどのことはないものの,Facebook や Twitter,ブログ等でそれなりに偉そうなことを語り,それなりの支持を得ることができるようにはなった。あの頃「すごく活躍している人」だなと憧れた人は,今でもさらに高みを目指していて到底追いつけそうにはないのだけど,私は私なりに自分のポジションを得て,その方向では「誰にも追いつけない」くらい成果を出そうと粋がるくらいにはそのポジションを確立している。

昔の自分と今の自分を比べて,ものすごく差があるかというと,案外そうでもない。違いがあるとすれば,集中の習慣だ。

  1. 強みを意識し,自分が集中する「対象」を定義する。

  2. 日々の生活の中で集中する「時間」を確保する。

  3. できる限り続ける。仕事等が忙しくなって一時的に中断することはあっても,必ず再開する。

日々1%努力を続ければ,1年経てば複利計算でものすごい成果になるという数式がある。まぁ,実感としてはそんなに劇的な差は開かないだろうなとは思うのだけど,良い習慣を身につけることに勝る自己啓発法はないと思う。

そうは言うものの,自分が集中すべき強みが何か,わからないから日々悶々とするのだし,日々の生活の中に確保できる時間なんてないよと声をあげたくなるのだし,続けようと思って続けられるなら世話ないよと言いたいのもよくわかる。

そんな人のためにブログにヒントくらいは今までに書きためている。参考まで。

  1. 自分の強みを意識し,自分が集中する「対象」を定義する。→ 山崎進研究室のひみつ〜個性に合わせた長所を伸ばす研究指導入門ゼミ「自分の『やりたいこと』探し」まとめ

  2. 日々の生活の中で集中する「時間」を確保する。→ 新しいことを始める時は,何かをやめる必要がある。時間は有限なので。

  3. できる限り続ける。仕事等が忙しくなって一時的に中断することはあっても,必ず再開する。→ 惰丸(ダマル)日記 第1章〜「スタンフォードの自分を変える教室」を実践してみた

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