ザキ研紹介2018
ザキ研の研究室紹介を公表します。
君は自分のミッションを持っているかい?
みなさんは自分のミッションを持っていますか?
ここでいうミッションは,存在意義「何のために生きるか」だと思ってください。みなさんが幼い頃によく見たであろう「アンパンマン」の主題歌,「アンパンマンのマーチ」にも,「何のために生まれて何をして生きるのか」という一節があると思いますが,まさにあれです。
余談ですが,幼少の頃にアンパンマンに慣れ親しんだ世代である君たちは,「何のために生まれて何をして生きるのか,答えられないなんて,そんなのは嫌だ」という一節が深層心理に埋め込まれているのではないかと思います。多感な時期に東日本大震災を目の当たりにした世代でもあります。私が学生の頃に比べて明らかに学生が自分のミッションを探し求めているということを,学生たちを見ていると強く実感しています。
とはいうものの,20代のうちに自分のミッションを自覚していることはごく稀でしょうね。そういう私も40になってようやく自分のミッションを自覚しました。それについては,回り道の人生を歩まないために,自分のビジョンとミッションを定義しようやそろそろ私の起業チャレンジの結果について書こうと思うに詳しく書いておいたので,興味がある人は読んでください。
だからといって無理して「自分探し」を始める必要はないということを強く強調しておきます。よくある「自分探し」は,自分の知らないどこかよその世界に本当の自分がいる,という考え方に基づき,世界一周の旅に出たり,ひたすら自己啓発セミナーに通ったり,そんなことをして過ごします。
それもまた1つの考え方で否定しませんが,私は「自分はまさに今ここにいる」という考え方を採ります。つまり,こういうことです。
- 今まで自分が熱くなれたもの,夢中になれたもの,あるいは逆に興味が持てなかったものの中に,本当に自分がやりたいことのカケラが存在する
- 今まで人から褒められたこと,人が言うほど苦労せずにできたこと,,あるいは逆にまったく得意でないことの中に,本当に自分が得意なことのカケラが存在する
- そして,それらの中で 社会から価値を認められたことが,天職につながる鍵になる
そうやって,もし早くから自分のミッションを自覚できると良いことがあります。
- より時間を長くかけて取り組めます
- 早い時期により良い職業の選択ができます
- 結果として早くから熟練できます
卒業研究を通して,みなさん各自のミッションを一緒に考えたいですね。そんな私はPersonal Vision Co-Creatorです。
ザキ研で想定している人材像とキャリアパス
ではザキ研で想定している人材像とキャリアパスを紹介します。
詳細は説明会で説明します。ウェブ上には後日追記します。一部については,すでにブログ記事にしているものがあるので,リンクも掲載しておきます。
- プログラマ志望
- デザイナー志望
- 起業家志望
- 教師志望
- ゲームが好きだけど後ろめたく思う
- イベント企画・運営が楽しい
- バンドが楽しい
- 創作活動が楽しい
- 地域の役に立ちたい
- 自分の未来に希望を持てない
- やりたいことが見つからない
注意点としては,これらに該当するからといってザキ研が最善とは限らないし,逆に該当しないからといってザキ研という選択肢がないわけではないです。このような話をきっかけに,広く研究室を見渡して最善の進路を選んでほしいというのが私の願いです。
ザキ研マインド
どんな進路を選ぶにしてもザキ研で学生に身につけてほしいことをザキ研マインドとしてまとめました。
- 社会貢献したい,チャレンジしたいというハートを胸に
- 地域社会や会社/組織,仕事の中にある数々の問題を解決するために
- 技術と情熱でリスクを打破しながら進める
- アイデアと知識と人脈を総動員して
- 解決法をデザインしていく
ザキ研のテーマとキーワード
具体的なザキ研の研究テーマとキーワードを紹介します。
- 【アプリ開発,文系的な活動】地域課題を解決するアプリ開発・デザイン
- 【プログラミング】プログラミング言語処理系の研究・開発
- 【プログラミング】オープンソースソフトウェアの開発
- 【AI】AI技術の社会実装
- 【教育】若者の潜在能力を最大限引き出す教育
具体的なテーマ例については,説明会で紹介します。ウェブ上には後日追記します。
参考までにザキ研10年ビジョンを紹介しておきます。技術用語などで学生のみなさんにとってわかりにくいかもしれませんが,ザキ研で研究活動を進めていくと,ここで語られるようなことを人に語れるようになれます。
おわりに
では説明会でお待ちしています。また,アポイントメントを取ってくれれば,いつでも説明します。